ネクタイの基本パターン
ネクタイの色柄は、自分の締めているものと同じものにはなかなか出会わないほどたくさんの種類があります。
でも、いくつかの基本パターンに分類ができます。
今は、小紋柄とストライプが主流ですが、自分の好みの柄を持つことももおしゃれの一歩だと思います。
SOLID ソリッド
言うまでもなく基本中の基本の柄で余り流行に左右されない。
いわゆる単色無地の他に同色の地紋の入ったものや、組織に変化をつけたもの(ヘリンボーン)などがある。
STRIPE ストライプ
現在最も多い柄の一つでレジメンタルストライプ・マルチストライプ・ペンシルストライプ・ブロックストライプなど多くの柄が存在しますが、全体的には、若々しくすっきりした柄が多く若い方に好まれる傾向があります。
CREST  クレスト
いわゆる紋章柄のことでトラッドの代表的な柄のひとつ
ヘラレディックとも呼ばれドイツではワッペンと言う。
モチーフになっている動物はライオン、ヒョウ、馬、象、鷹、月、星などが多く見られる。
日本で言う家紋のようなもの
ROYAL CREST
ロイヤルクレスト
クレストとストライプの組み合わせの柄
現在では、クレストの代わりに馬や鳥・犬などのモチーフを組み合わせた柄が、トラッド柄で定番的に扱われている
DOT ドット
いわゆる水玉模様のこと。
その水玉の大きさによってピンドット(小)・ポルカドット(中)・コインドット(大)に分けられる。また大小の水玉の組み合わせたものをシャワー・スポットと呼ぶ。年中あるが、特に春夏柄の定番になっている。
CHECK チェック
いわゆる格子柄のことで伝統的な基本柄の一つとして親しまれています。
タータンチェック・マドラスチェック・ギンガムチェック等それぞれ名称で呼ばれる。
また、ブランドの代表的な柄として認知されているものもある。(バーバーリー・ダックス・アカスキュータム)
PAISLEY ペイズリー
スコットランドのペイズリー地方でショール柄として世界に広まり有名なった柄だが、起源はかなり古く、インド・パキスタンから発祥したと言われている。
大きさ・色とも多くのバリエーションがありどちらかと言えばプリントのネクタイに多く見られトラッド系のブランドによく見られる。
SMOLL FIGURE
小紋
文字通り、小さな紋様で、規則正しく、あるいは不規則に散らした連続性のある柄。伝統的なものでは、江戸小紋などがある。
控えな渋めの配色のものが多く、ストライプと供に現在の中心的な柄である。
PANEL PATTERN
パネル
パネル柄とは一つの柄で表したもので、繰り返しのパターンのない絵画的な柄を指していう。結び目の下にアクセントのあるものをアンダーノット・剣先に近いふちの部分にアクセントのあるアンダーパネル・写真の様なセンターパネルなどがある。個性的な表現ができるが、型代がかかるため高価なものが多い。
 
VERTICAL STRIPE
バーチカルストライプ
ストライプの一種でいわゆる縦のストライプのこと。
線の太さや間隔は、無関係。